フッ素の働き

 虫歯の原因は、むし歯菌が砂糖を取り込んで歯垢を作り、その中で酸を産生し、歯を溶かすと言うことはよく知られていますね。

 歯垢を取り除く、砂糖の摂取を減らす、がここ何十年来、むし歯予防の第1の予防法として行われ、ある程度の成果を挙げてきました。

 しかし、歯が溶けたままであれば、すぐにむし歯になってしまいますが、たいていの歯の周りでは、それを修復する作用により、むし歯になりません。

 それは主に口の中の唾液の働きであることがわかっています。

 ところが、今までそのことがむし歯の予防手段としてあまり重要視されませんでした。12歳児の1人平均むし歯数は1984年に4.75本。1997年に3.34本と減少傾向ですが、ほかの先進諸国ではほとんど1990年当時で1本台と水をあけられています。

 ほかの先進諸国が唯一日本と違い行っていたのがフッ化物の応用です。唾液による修復作用を最大限に発揮させる状態を作る、つまりフッ化物の有効利用がむし歯予防への新たな第一歩となります。

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